EPSONが1993年9月に発売したPC-98互換機です。

以前入手した際、マザーボード、FDD、電源のメンテナンスを済ませて予備用に保管していた物です。

この時期のマシンには珍しくPCIバスを搭載しており、Cバスと排他利用で32bit対応のPCIバス専用ボードが使用できます。コネクタ形状が策定される前の物のため、Cバスボードとは挿し込みの深さで区別するEPSON独自仕様となっています。

3.5インチFDD×2 5.25インチFDD×1という構成のため、古いソフトのコンバートや2FDDを要求するゲームにも対応できます。

また、標準でPC-9801-26K互換のサウンド機能が搭載されているため、ホビーユースの方にもおすすめです。

CPUにはi486DX2 66MHzを搭載しており、High Middle Lowモードをフロントパネル下部のスイッチにて動作モードを変更可能なため、CPUが早すぎると動作しなくなるような古いゲームにも対応しています。

メモリは8MB増設済み、ベースメモリと合わせて計12MBです。Windows95も何とか動く程度のスペックになっています。

オマケにBUFFALO製のWSN-V2を搭載しています。S3社のtrio64+とPCMサウンド機能を搭載した複合ウィンドウアクセラレータです。Windowsだけでなく一部のウィンドウアクセラレータ対応のDOSゲームでは、256色表示等の機能を利用できます。

私は趣味のレトロPC収集の片手間にメンテナンスをしている者です。それでご飯を食べているプロではありません。ですので完全な保証をつけての販売はできません。ご了承ください。


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