清水焼の山岡善昇の風神雷神絵抹茶碗です。ご存じ風神雷神は国宝になってもいる建仁寺の屏風俵屋宗達の有名な絵柄です。人物絵の描写は手書きでは力量が必要とされます。雷神はかみなり様で、昔は鬼と同一視されてきました。絵柄は上絵付けの発色です。風神が両手に持った大きな袋。風神はこれをふいごのように使って風を起こすといわれています。ふいごの絵は大きく内側にまで続いています。俵屋宗達の風神雷神図屏風は、のちに尾形光琳、酒井抱一などにより次々に模写されていきます。１つの碗に風神と雷神が共存する、抹茶茶碗 風神雷神は京都の伝統工芸士の手によるものです。風神雷神図は、古代の日本人の自然への畏敬の念が込められています。風神雷神が厄を払うと言われ、そのユーモラスな表情に笑みがこぼれます。贈り物にも喜ばれています。 ◆商品番号 12479 宗達写風神雷神図抹茶茶碗 善昇 寸法 約 直径12cm 高さ8cm 木箱 ※手作りですので形や色、大きさは１つ１つ異なります。 陶歴 山岡 善昇昭和１７年 三重県に生まれる昭和３４年 京都府陶工訓練校卒同年 上山善次郎にて１０年間修業昭和４４年 山岡陶画苑として独立師匠より 善昇（昇）の号を受る平成２年 国際花と緑の博覧会９０政府苑に出品 京焼・清水焼展 入選３回平成４年 ９２淡交ビエンナーレ茶道美術公募展入選平成１０年 京都色絵陶芸展にて京都市長賞を受賞上絵陶芸展 知事賞 ３回 入選 １０回京都府工芸デザインコンクール 佳賞 ３回 奨励賞１回 入選 ５回 ＜代理販売＞★器の取り扱いについて★はじめてお使い頂く前に当店の器は使い始めお湯でグツグツ煮る必要はございません。丈夫さは変わりませんし、 鍋で煮たり、水に長時間つけると色合いが悪くなりますので、そのまま軽く洗って お使い下さい。オーブン・電子レンジの使用について●電子レンジでのご使用はできますが、急激な温度の変化でヒビが入りやすいのでオススメはいたしません。●色絵、金・銀彩のものについては電子レンジで使うと釉薬が溶け出し色絵がはがれ たりしますので、できるだけ避けて下さい。 使用後について●薄めた中性洗剤で洗い、充分に乾燥させてから保管してください。生乾きはカビの原因になり、匂いもしみつきやすくなります。陶器には貫入（かんにゅう）と呼ばれる表面にヒビが入っております。これは独特の風雅な特徴です。吸水性・通気性に富み、長く使くほど味わいと風合いがでてまいります どうか末永くご愛用ください。